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武田24将の結束力
JUGEMテーマ:ビジネス

 
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 The Professional Playing Manager PPM戦略考
  2012-5-14   No.459
   友引       武田24将の結束力
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武田24将は、武田信玄に仕えた武将のうち、一般的な評価が特に高い24人をさす
(wikipedia)といわれるのですが、24将には信玄も含まれることもあります。
24将にあらず、という諸説も入り混じる中、いずれにしましても、名将の横や
後ろには、必ず控える闘将や知将が存在するのは、何も信玄公に限らず、という
のは周知の事実です。

ちなみに、上杉謙信においても25将などとあり、いずれの国においても重鎮が
存在するものです。


冒頭に24将と書きながら、それが誰かとかいうことを論じるつもりは一切あり
ません。ここでは、そのことよりも、命を懸ける価値をリーダーに見いだし、
一つのチームとして如何に結束するのか、に視点をおきたいと思うのです。


チームも、特に組織が大きくなればなるほど、まとまることが難しく、陥り
やすい派閥構成や、心としてのねたみや嫉(そね)みからくる内部崩壊が大きな
懸念材料となるものです。

そのため、恐らく、リーダーとしての信玄公は、24将のみならずその先の部下に
おいてまで細かく公平な評価をすることに腐心したことでしょう。


リーダーとしての信玄公がどの程度腐心したかは定かではないのですが、江戸
時代にまとめられたという「甲陽軍鑑」という本に「法度の元5つの事」とあり、
部下を正しく組織するにおいて5つの原則を守らねばならない、とあります。

その中身は
(1)部下の資質をよく見分け、その能力に応じて適材適所に配置のこと
(2)部下の功績と無功績を私心なく上中下と評価のこと
(3)恩賞は功績に応じて、かつ、言葉のかけ方も功績に応じてかけること
(4)部下には慈悲のこころを持って接すること
(5)平穏は心に隙が出来るので時には怒りをもって心の引き締めを図ること
    (但し、部下の過ちも上中下を判別し、許すことも肝要と)

<上記5つは「甲陽軍鑑」吉田豊編・訳:徳間書店を参考にして筆者が作文>

 

チームが“チーム力”を発揮するには個々の強さは当然必要ではあるのですが、
“結束力”というものは欠かせないはずです。軍功に逸(はや)る戦国の世に
おいては、この点をどうコントロールしていったのか分からないところですが、
局所で勝っても全体で負ければ、負け戦となってチームは瓦解することになる
はずです。

その点で、想像するに、武田軍は、単なる信玄公というリーダーだけが強かった
のではなく、また、24将それぞれが強かっただけでもなく、24将の横の結束力も
強かった、とみるべきであろうと考えるのです。

この“結束力”は言い換えますとチームメンバー間の“補完力”であると考える
べきだと思うのです。“補完力”とは何かと言えば、例えば武田24将の場合、
それぞれ強みと弱みをお互いに知りつくし、いわゆる戦況や体制などの流れを
察し、力を補完・集結しあったのではないかと想像するのです。

上記「法度の元5つの事」の2つ目に、“無功績でも上中下と評価”とあります。

リーダーの公明正大な評価を十分に信頼しているだけに部下が功績ばかりに
気をとられることなく、補完力を発揮し、武田軍はチームとしての勝利に執心
することができたのでしょう。


現代の経営においても目付いたす必要があるところではないでしょうか?!

 

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<編集後記>
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実は、この“補完力”というのは、先週の土曜日にあったある行事の中で感じた
ことでした。行事実行直前になって、プレゼンテーション用の指し棒がない
ことに気づき、対応方法をやり取りする中で、予想もしない担当外のチーム
メンバーからレーザーポインターを持ってるからそれを使ってくれ・・・との提案。
つまらない話といえば、そうなのですが、過不足を埋めあい、チームとして
支障のない行事遂行ができたこと・・・これがチームの“補完力”だとあらためて
思った次第なのです。
話せばホントにつまらない話。でも、何事もなく押し進めていくことが出来た
背景には、こうした些細なチームメートの気づきが大きな力となったのです。
「チーム力は互いを想いあう力の大きさ」・・・と言えるのではないでしょうか。

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author:リーダー發育講師, category:組 織, 18:55
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