- スポンサーサイト
- 強いチームには接着剤が必須
-
2013.05.14 TuesdayJUGEMテーマ:ビジネス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
The Professional Playing Manager PPM戦略考
2013-5-14 No.499
友引 強いチームには粘着剤が必須
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたの心の中で思う「強いチーム」とは何か・・・定義できるでしょうか?
強いチーム作りを一から組み上げる機会はそう多くない、あるいは、ほとんど
ないとは思うのですが、このことは常に意識しておくことが大切なことです。
私自身、年を重ねる中でいろいろな団体や会社の内外でチームを形成したり、
既成のチームの中に入って、いろいろな役割を経験してきました。
“いろいろな”というのは中途半端ですので、少し具体的に言えば、会社に
おける担当者の役割からこの大タイトルでありますプレイングマネージャまで、
そして、特別なプロジェクトチームの一担当からリーダーまでいろいろ、と
いうことです。また、プライベートの世界においても団体やグループの単なる
一構成員から役員まで経験してきました。
そうした中で思うのは、おもしろい、楽しいと思うようなチームと、逆に
まったくおもしろくない、楽しくないチームがあるということです。
それは、必ずしも業務や役割の内容そのものがどうこうというより、行動する
こと自体がおもしろく楽しく感じているか否かというのは、いまさら言わなく
てもその通りだ、とうなづいて頂けることでしょう。
「楽しく感じる」というのは、ある程度あるいは完璧にメンバー全員に共通の
目標が見えていて、予想通り、イメージ通りにモノゴトが進んでいる、という
ことです。
また、たとえ壁にあたっても、壁の向こうの目標イメージに向かって
“突撃突破・迂回回避・辛抱 潮時待ち、という行動を積極的にできるエネルギー
を維持できていることだと言えましょう。
こうした意識は、強いチームの基礎的条件だとして、現実的には、個々の
メンバー間のコミュニケーションが大変重要な要件となります。このことも
きっとあなたは当たり前のことだと考えていることでしょう。そうです、理屈
としてはその通りです。ですが、現場はいろいろです。
というのは、チームリーダーの行動パターンがチームそれぞれで異なるから
です。例えば有名な三隅氏が提唱したPM理論のように、リーダーには
○放任型 ○専制型 ○民主型 ○支援型 などがあるわけです。
それぞれのリーダーシップの取り方によって、また、チームの目的や目標に
よって、何が模範的に正しいというわけではありません。
例えば、短時間で完遂すべき時には、放任型は論外かも知れないし、一般的
に民主型も時間がかかりそうですので、専制型もしくは支援型のリーダーが
望ましく思えたりもします。
私はここで申し上げたいことは、本当に“強いチーム”を考える時に、
リーダーの持つ“牽引力”そのものに焦点をおくべきではないということです。
そうではなく、強くみなぎるリーダーの闘志を制御することもできる影の
リーダーとも言える第2のリーダー、すなわち“ファーストフォロワー”を
うまく配置し活用すべきである、ということなのです。
国政でいうところの内閣官房長官がその代表的な人物像です。
専制型のリーダーに加えて、リーダーの行動を正しく評価し支援するという
タイプのファーストフォロワーを組み合わせることが最強のチーム作りの神髄。
言い換えますと、専制型リーダーに不足する民主的なチームメンバー間の調整
・支援を行う役がチームの(接着剤というより)粘着剤として貴重な人剤、
いや、人財であると言えましょう。
チームを強くする為に金のわらじを履いてでも探すべきは、まさにこの人(財)
なのです!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
───────────────────────────────────次号で記念すべき第500号。実は、500号達成記念でパーティーでも・・・など
とは考えていませんで、これを機に、PPM戦略考に区切りをつけ、長期間の
お休みをさせて頂こう、と考えています。
「まぐまぐ」さんからの配信でスタートしましたが、この間、30人(最高でも
39人)の方々に・・・PRも何もしなかったですが(*^_^*)・・・読み続けていただき
とても嬉しく感謝しております。次号、あらためてご挨拶をさせて頂きたいと
思います。では。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆メルマガ名:「PPM戦略考」
☆発行責任者: 有限会社コンシェルジェ;戸村おさむ
段取りコンサルタント・ITコーディネータ
☆公式サイト: http://conc.biz
☆問い合わせ: info@conc.biz
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0001039841.html☆このマガジンの掲載記事を無断で、転載・使用することを禁じます。
Copyright(C) 2010-2013 Concierge Japan,Inc.
☆転送はフリーです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- スポンサーサイト
- Comment
-
- 管理者の承認待ちコメントです。
- -, 2013/05/16 8:01 PM
- Trackback
- url: トラックバック機能は終了しました。