RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, -
相手の目線
JUGEMテーマ:ビジネス

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 The Professional Playing Manager PPM戦略考
  2012-3-27   No.452
   友引         相手の目線
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コーチングにおいては、基本的に「傾聴」という相手のお話をひたすら聴くこと
から始めるというのが定番。相手の立場からすると「関心を持って頂けている」
あるいは「自分のことを認識してくれている」ということになる・・・はず・・・

ですが、聴く時の態度や反応の仕方で、折角の傾聴が台無しになっていることに
気づきにくいものです。例えば、目線、顔の向き、体の向きや動きによっては、
「この人何も聞いてくれてない」と感じれば、さーどうでしょう。

“傾聴”がまさに“低調”になってしまいますよね。

よく「相手の立場に立って考えてみよう」などと言うものの、ただそう考える
だけではホントの意味では相手の立場には立つことが出来ていないようです。

すなわち、相手の目線でものごとを考えるべきなのですが、相手からみた
“こちら”の映る姿・態度・イメージを整える必要がある、ということなのです。


私もそうですが、プレゼンテーションのセミナーにおいて「メラビアンの法則」
というものをよく引き合いに出します。「3Vの法則」とも言いかえられるもの
です。(視覚情報 55%、聴覚情報 38%、言語情報 7%で、Visualの比重が多い
というもの)これは、講師として考えた場合、聴衆側に立って考えてみる、と
いう“視点の法則”である、ともいえます。

聞き手側の目線がどのようにあるのか、を考えてみようということなのです。

“話”の中身は、セミナー全体の7%程度の比重だということなのですが、勿論、
話の中身がそれほど重要じゃない・・・という意味では決してありません。ただ、
そのセミナー全体の記憶の中で「視覚に訴えるもの」や「聴覚に訴えるもの」が
かなり記憶として持続するものだ、という認識が必要である、というものなのです。

言い換えますと、如何に多くの情報を目でとらえているか、ということなのですね。

相手の立場に立つということは、相手がどのようにこちらを見ているかを
具体的にどの程度考えられるか、ということなのです。結論的に言ってしまい
ますと、「相手」というのは、話す側としての態度であり、聞き役にまわる場合は
聴く側としての態度である、ということなんですね。


こうした理屈が通らないのが、女性の・・・あ、いや、全てではなく(汗)・・・
うちのカミサンの場合、相手の目線なんてゼンゼン気にしてないように、まさに
“込めた弾をすべて吐き出すように撃つ”という感じでしゃべりますね。

でも、この場合でも間違いなく言えるのは、たとえフリでも、相手に向かって
いないと“ねぇ、あんた聞いてるの(-_-)/~~~ピシー!ピシー!”・・・とあいなる
わけです。(これは分かりやすい例えだと思うのですがねぇ。。。)


いずれにしましても、これは“お客様だから”とか“部下だから”とかいう
ことで態度を変えるものではなくて、相手を「一人の個性をもった人」として
普段から認識して行動すべきことが大切だということなのです。そうしておか
ないと相手によって豹変する“カメレオン(会社・上司)”などという評価を
相手から与えられかねないのです。


相手の立場に立つ、ということは、「相手がどう思うか」ではなく「相手から
どう見えるか」・・・と、考えるとまた新しい視点で、ものごとを見直すことが
できるのではないでしょうか。



 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
───────────────────────────────────

去年も書いてたかな?・・・年明けからの3カ月は毎年なぜかあっという間に過ぎ
去るものですね。
“時”というのは不思議な言葉です。漢字「時」は由来辞典によりますと、単に
寺と太陽という組み合わせではなく、寸(て)と之(あし)との組み合わせで
「手足」を動かせて仕事をする、という会意兼形成文字なんだそうで、「日」を
つけて「日が進行する」すなわち「仕事をして日がすぎていく様」をいうそうです。
私たちにとって「時」というものは、明日はもっと良くなるだろう、という夢や
希望があるからこそ、今日という「時」を(苦しくても)楽しめるものなのです
ね。動物と人との違いは、この夢や希望を持てるかどうかで決まるものです。
きっとあなたにも夢や希望があるはずです。共に大切な時を過ごしましょう!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆メルマガ名:「PPM戦略考」
☆発行責任者: 有限会社コンシェルジェ;戸村おさむ
        段取りコンサルタント・ITコーディネータ
☆公式サイト: http://conc.biz
☆問い合わせ: ceo@conc.biz
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0001039841.html

☆このマガジンの掲載記事を無断で、転載・使用することを禁じます。
  Copyright(C) 2010 The Concierge Japan,Inc.
☆転送はフリーです。 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

author:リーダー發育講師, category:総 論, 10:33
comments(0), trackbacks(0), -
【特別号外】図解でプレゼン
JUGEMテーマ:ビジネス

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 The Professional Playing Manager PPM戦略考
  2012-3-23   号外
                図解でプレゼン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さま こんにちは。

今号は、号外でご案内したいことがあって発行しました。

私の知人で、「図解」というテーマを追い続け、現在までに5,300枚書き留めて
いる上越市の(有)テオリア代表:池田さんが、来たる

3月26日(月)午後9時〜 (約2時間)

ご存じの方も多いのかと思いますが、オーストラリア在住で“ソーシャルメディア
集客法”を唱えるマッカイ清美さんのUstream番組に出演します。(下記URLにて)

URL:http://www.ustream.tv/channel/creategold是非ご覧ください。



<以下、池田さんからのメッセージ>

当日は、オーストラリアと新潟が生中継で結ばれ、図解と私のライブ映像が入り
ます。世界は狭くなったんですネ。

お話させていただくテーマは
「過去の経験を蓄積して、 未来を活かす材料にする!」です。

いろいろ図解をやってきて..ここに行きつきました。
現在、5300枚の図解を書き貯めました。


北陸先端科学技術大学院大学の近藤 修司 教授は..
プロを目指すなら革新図面を蓄積しましょう。
毎月10枚、 1年で100枚、10年で1000枚になります。
200枚で組織内トップになり、300枚で会社内トップになり、700枚で
プロになれます。
..と以前新聞に書いておられました。

その言葉に後押しされて、これまで図解を書き溜めてきました。

お時間ありましたら、見ていただけたら嬉しいです。
http://www.teoria.co.jp/index.html

池田


<マッカイ清美さんからのご案内>

http://ameblo.jp/creategold/entry-11200056056.html

話すのは得意だけど、プレゼン資料を作るセンスはない、という私のような(汗)
セミナー講師には、この図解支援サービスはまさしく最強の影武者的存在なの
です。

そこで、この図解支援システムの仕組みそのものを、皆様にご紹介したくなり
ました。

今回ご紹介させていただきますのは、私の一連のセミナー資料を、正確に、
きれいに、わかりやすく、しかも、素晴らしく超特急で仕上げてくださったプロの
職人さんです!

元システムエンジニアの池田さんは、ご自分のもっとも得意なことをお仕事に
なさっている方のお一人です。

現在はご家族とかわいいお嬢様たちに囲まれて、新潟でこの図解支援サービスを
ご自身の事業として展開なさっています。

仕事の設計図・図解支援サービスウェブサイト
http://www.teoria.co.jp/index.html

3
月26日(月)日本時間21時からのソーシャルメディアTVでは・・・
オーストラリアを新潟を生中継で結んで、有限会社テオリア代表の池田秀敏さん
に図解支援サービスの真髄をお話していただこうと思います。

チャンネルはこちらになります。

http://www.ustream.tv/channel/creategold

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(以上)

もちろん、無料ですし、見るのも止めるのも自由です。。。宜しく。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆メルマガ名:「PPM戦略考」
☆発行責任者: 有限会社コンシェルジェ;戸村おさむ
        段取りコンサルタント・ITコーディネータ
☆公式サイト: http://conc.biz
☆問い合わせ: ceo@conc.biz
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0001039841.html

☆このマガジンの掲載記事を無断で、転載・使用することを禁じます。
  Copyright(C) 2010 The Concierge Japan,Inc.
☆転送はフリーです。 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

author:リーダー發育講師, category:総 論, 12:53
comments(0), trackbacks(0), -
チャンドラーの命題
JUGEMテーマ:ビジネス

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 The Professional Playing Manager PPM戦略考
  2012-3-19   No.451
   仏滅         チャンドラーの命題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(先週は無断パスしてしまいました。スミマセン。だからというわけではないのですが
今号は真面目に固いテーマを取り上げます(^^;))あなたもそうでしょうが、
普段から頭で何かを考えていて、たまたま、キーワードが目から、あるいは耳から
伝わってきた時「あっ、それ」という感覚がありますよね。

今号のテーマはまさにそれで、私の場合は、組織とかチームというキーワードが
アンテナに引っかかるようセットされているようです。


ここに登場するのが第一次世界大戦が終わるころ生まれたアメリカの経営史学者、
チャンドラー氏。経営史研究に1つの潮流を生みだした、といわれる経営史家です。

彼は、経営戦略と組織の関係を「組織構造は戦略に従う」と提唱し、これを
“チャンドラーの命題”という形で世に投げかけたことでも有名な人です。ただ
時代的な背景を考えるに、彼が44歳の時の1962年ですから、まさにアメリカに
おいては、第二次世界大戦後の景気が膨張していた頃で企業組織の肥大化が
進んでいたころだといえます。


そういう意味では、時代は拡大路線をとる大企業を中心とした「多角化戦略」
を目の当たりにしていたものであり、「世界大百科事典」の表現をみますと
“多角化の進行は事業部制の採用をともなった”としています。

事業部制は、かつて1920年代にデュポン社が採用し、それを真似る形でGMが
導入。そして、日本企業においてはご存じの通り、松下電器産業が最初に採用
した、と、いわれています。(マネシタなんて言いませんよ)

その後さらに多角化戦略が進展するにつれ、単なる事業部という組織にとど
まらず、業務上の決定権まで持つ“プロフィット・センターである division ”
の採用を促すところまで変化したのは既に公知の事実です。


一方、経営学で必ず出てくる“市場と製品”の関係の中での成長マトリックスを
描いたアンゾフ氏。彼は、経営戦略と組織の関係を上記と間逆の言い方をして
「戦略は組織文化・風土に従う」といいます。戦略というのは、組織の能力や
特性によるものだ、ということなのです。


いずれにしましても、日本のみならず世界的に時代の潮流すなわち経営環境は
大きく変わりつつあります。伴い、成長戦略も一度リセットして、戦略の見直し
の時が今なのだ、と思うのです。

現在、世の中の動静がマイナス方向に動いているようにみえますが、決してそう
ではなく、あくまで停滞をしていると考えるべきで、アンゾフのマトリクスで
いうところの多角化戦略から一度原点に戻り、今後「新製品戦略」「新市場戦略」
に舵を切り替えるべきだ、と思うのです。


戦略が組織を造り変える、とするならば、組織構造は従来の事業部制以前の
ような組織に戻るというのではなく、成長変化に融通がきく、アメーバ経営型の
組織形態、すなわち、プロジェクト組織あるいはそれを束ねるプログラム組織を
創ることを提唱したいと考えています。

有期かつ流動的に、目的・目標を持ち結果に責任を持つ組織体・・・これを作り
続け全体統合をする組織体、というイメージなのですが、日本ではまだ人財不足
かも知れません。

いや、そもそも戦略の切り替えが出来る体制が整っていない、というのが正解
なのでしょう。国家も含めてね。ではでは。



 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
───────────────────────────────────

昼と夜の長さがほぼ一緒、という時を迎える時期になりました。気温は三寒四温
ながら全体的には春を感じます。屋上菜園の木の芽も、野菜の苗も、不思議に
勢いを感じる今日この頃です。
気分を明るく持ちたい・・・ところですが、新年が明けて3カ月を経とうとするのに
思ったことができていないことに焦りを感じる今日この頃でもあります。残りの
人生、今日が初日・・・ガンバリマ〜ス!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆メルマガ名:「PPM戦略考」
☆発行責任者: 有限会社コンシェルジェ;戸村おさむ
        段取りコンサルタント・ITコーディネータ
☆公式サイト: http://conc.biz
☆問い合わせ: ceo@conc.biz
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0001039841.html

☆このマガジンの掲載記事を無断で、転載・使用することを禁じます。
  Copyright(C) 2010 The Concierge Japan,Inc.
☆転送はフリーです。 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

author:リーダー發育講師, category:組 織, 11:37
comments(0), trackbacks(0), -
JUGEMテーマ:ビジネス

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 The Professional Playing Manager PPM戦略考
  2012-3-5   No.450
   友引            間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

あえてタイトルを“間”としてみました。不思議な言葉です。門に日が付いて
います。ところが旧字体は、門に月だったのです。夜、閉ざした門から月の光
が見えるのは隙間があるから、という説明なのじゃが・・・コメントは控えて
おきましょう。

人に間があって人間。空に間があって空間。時に間があって時間。
仕事の事を考えますと、働く空間があって、人がその空間にいて、時間に追わ
れて(?)働いている姿が見えます。今号は、その「時間」というものに焦点を
当ててみましょう。

時間という感覚を持っているのは、恐らく人間だけだと考えられます。他の
生物は本能的に“時”というものがDNAに打ち込まれているのでしょうが、
その条件が整う時が決められた“行動の時”であり、その条件に至らない場合
は、すなわち、行動や変化を起こさない、ということです。

そもそも時間という感覚は、人間様が日の出・日の入りの間を12分割、あるいは、
1日を24分割して作っただけのこと。昨今は細かくなって“うるう秒”まで誕生
していますが。


日本において時間が価値を産むということをまざまざと見せつけてくれたのが、
1974年開店のセブン−イレブンだと個人的には思っています。それまで、夜は
商店もしまって早寝早起きする方に価値があり“早起きは三文の徳”などと
いう言葉がもっぱらでした。

とはいえ、現代に生きる私たちビジネスパーソンにとっては、昔はどうの
こうのと言っても始まりません。事務所で言えば、コピー一つとっても、
青焼きの時代から現在の複写機を比較する価値もありません。


まさに先月の話しですが、若手ビジネスマンへのアンケートをとる機会があり
ました。「関心のあるテーマは何ですか?」という問いに対して、上位を占めて
いた回答テーマが「時間の使い方」「スケジュール管理」という項目でした。

仕事がスムーズに計画通り進まないのは、要因がいくつも重なることが多い
のですが、感覚的に速くなった時間を人が管理するどころか、時間の方が人を
管理しているようだ、とも言えそうです。

この短い文章の中で「時間問題解決法」・・・などというものは言い表せないの
ですが、一つ言えることは、「時間」vs「目標」との対比でモノゴトを考えて
みては如何でしょうか、ということです。

これは「目標」とする対象がクリアになればなるほど「時間」の濃度が濃く
なってくる、ということです。逆に言えば、あいまいな目標ほど追いかけにくく
時間がかかったり、中途半端に追いかけてしまう、というものです。

『時間管理がうまくいかないのは、目標があいまいになっていないのか?』
・・・と、あらためて振り返ってみると結構納得がいくはずです。


“時間”というものは現代社会においては、かつてない“価値”をも産み出して
います。人が時間を意識すればするほど、その価値が上がります。そして、
そこに新しいビジネスチャンスが産まれる、ということにもなるでしょう。
(編集後記参照方)



 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<編集後記>
───────────────────────────────────

昼休みという時間を切り口にしたビジネスモデル“ソーシャルランチ”という
のが今マスコミで取り上げられています。昼飯の時間をペア同士で社外の人と
ランチしながらお話して情報交換というものです。同じように就職活動中の学生
たちが、先輩たちの生の情報を聴く“就活ランチ”というのもあって、発想は
少なくとも面白いものだと思います。
実際成り立つビジネスモデルなのかどうかが、まだ分からないのですが、恐らく、
たくさんの人を呼んでお店等の広告宣伝費を収入とするのでしょうね。ではまた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆メルマガ名:「PPM戦略考」
☆発行責任者: 有限会社コンシェルジェ;戸村おさむ
        段取りコンサルタント・ITコーディネータ
☆公式サイト: http://conc.biz
☆問い合わせ: ceo@conc.biz
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆登録・解除: http://www.mag2.com/m/0001039841.html

☆このマガジンの掲載記事を無断で、転載・使用することを禁じます。
  Copyright(C) 2010 The Concierge Japan,Inc.
☆転送はフリーです。 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

author:リーダー發育講師, category:総 論, 17:02
comments(0), trackbacks(0), -